甲斐適生活応援隊ガイドブック 山梨Life 03

甲斐適生活応援隊ガイドブック 山梨Life 03 page 9/24

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富士河口湖町在住。エコ建築家 エデンホームズ代表。アメリカ ニューヨーク州出身。2000年に富士北麓に移住。地球大使館を設立し、鳴沢村にソーラーカフェを開店。以来、有機農業やオーガニック食品の販売、農業体....

富士河口湖町在住。エコ建築家 エデンホームズ代表。アメリカ ニューヨーク州出身。2000年に富士北麓に移住。地球大使館を設立し、鳴沢村にソーラーカフェを開店。以来、有機農業やオーガニック食品の販売、農業体験スクールなど、持続可能な生活を推進するさまざまな活動を多角的に展開している。持続可能な生活を目指し、さまざまな形でエコライフを実践・推進しています。 ジェイコブさんが居を構えたのは、精進湖周辺の集落。そこには、明治時代に建てられた古民家が立ち並んでいました。「僕はその一軒を借りたのですが、もう100年以上も経っているのに、家の構造はしっかりしているし、木々もとても美しい。それに、集落の人が家族みたいな感じなのもいいよね。最初こそ、『変なガイジンが来て何だろう?』って目で見られていると感じたけれど、挨拶をしたり、集落の活動に参加したりしているうちに信用されるようになって、僕もその仲間に加えてもらえた。すごく嬉しかったね。でも、住んでいる人はどんどん高齢化していて、空き家も年々増えていく。すごく寂しいし、残念だなぁって。それに、空き家になると、家もダメになってしまう。朽ちていくんだね。それで、今ならまだ間に合う、なんとかしたいと」、集落の古民家を一軒買い取り、リフォームして販売したところ、東京の家族が買い取って、移住してきてくれたといいます。「良かったし、すごく嬉しかったね。それに、これは一つのモデル。このアイデアで、古民家を残したり、集落を存続させたりということができるとわかったから、少しずつでも続けていきたいと思ってね」とジェイコブさん。現在3軒目の古民家を再生中。 2000年には、エコビジネスを展開するグループとして地球大使館を設立し、オーガニック料理のソーラーカフェを開店。エコ建築家と並行して、有機農業の実践や野菜・ハーブティーなどの販売なども行ってきました。地球大使館の活動拠点でもあるソーラーカフェを、世界中から訪れる人々が出会い、意見を交換できる場にしていきたいと言います。「地元の人のサポートがあって、ここまで来ることができたから、これからは、その恩返しもしたい」とジェイコブさん。そのためにも「大使となって、地元と都会、地元と世界をつなげていきたい」と、熱く語ってくれました。Profile古民家との出会い、そして再生へ近所の人や地元のサポートに感謝。これからは恩返しもしたい。ジェイコブさんがリフォームをプロデュースした古民家には、古き良き時代の日本とモダンでポップなアメリカが融合した、独特の雰囲気が漂っているジェイコブ・ライナーさん(40歳)[富士河口湖町]東京のナショナルマーケットでも販売している人気のハーブティソーラーカフェのメニューには、自身の畑で採れた野菜を使用気軽に食事が楽しめるカフェでもあり、地球大使館の活動拠点でもある、鳴沢村の“ソーラーカフェ”【地球大使館】http://www.earthembassy.org/ja/7