甲斐適生活応援隊ガイドブック 山梨Life 04

甲斐適生活応援隊ガイドブック 山梨Life 04 page 13/24

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物件探しから、二地域居住、移住、その後の暮らしまで。田舎暮らしを楽しむ秘訣を、3人のプロが教えます。2、物件探しを楽しむ充実した田舎暮らしを楽しむためには、物件探しがとても大切。どこに住むか、どんな家に....

物件探しから、二地域居住、移住、その後の暮らしまで。田舎暮らしを楽しむ秘訣を、3人のプロが教えます。2、物件探しを楽しむ充実した田舎暮らしを楽しむためには、物件探しがとても大切。どこに住むか、どんな家に住むかで、その先の暮らしは随分と違ったものになっていきます。そこで、田舎暮らしの“水先案内人”を自負する、甲斐田舎暮らしネットワーク代表の窪田浩之さんに、物件探しについて教えて頂きました。Advice1まずは山梨を知ることから始めよう。一言で山梨と言っても、南アルプス、八ヶ岳南麓、富士北麓地域、さらには甲府に代表される市街地など、エリアごとに特徴があり、雰囲気や景色、気候風土にも違いがあります。イメージで決めるのではなく、きちんと情報を集め分析して、それぞれのエリアがどのような地域なのかを把握することが大切です。まずは週末や休暇を利用し、観光気分で実際に現地を訪ね、景色を眺めたり、温泉に入ったり、その土地の産物を食べたりすることから、理解を深めていくと良いと思います。プロのアドバイス「地元の人との交流が、豊かな暮らしにつながります。」Advice2ここぞと思う場所には、季節を変えて何度も訪ねてみる。甲斐田舎暮らしネットワーク代表窪田浩之さんあちこち訪ねていると、だんだんと土地の空気感とか、雰囲気といったものがわかってきて、「この辺りに住みたいな」とか、「ここでこんな暮らしがしたいな」というイメージが見えてくるはずです。そうなったら、今度は意識的に違う季節にも訪ねてみましょう。山の風景は季節によって違いますし、町の表情にも変化があります。いろいろな季節を楽しんだ上で、最終的にエリアを絞っていきましょう。Advice3物件は、同じ条件で見て回るのがコツ。土地であれ、中古物件であれ、いくつかの不動産物件を検討する場合には、同じ条件で見て回ることが重要です。田舎暮らしの情報誌などや、最近ではインターネットでも物件情報が入手できます。効率的に回るためにも、あらかじめ物件情報をピックアップし、コースを決めてから、見学に行きましょう。Advice4地元の人との交流は、豊かな暮らしへの足掛かりに。都会では当たり前のことが、田舎では通用しないこともあります。たとえば水道にしても、沢から水を引いている簡易水道の場合もありますし、場合によっては自分で井戸を掘る必要も出てきます。さらに、井戸を掘ったからといって、必ずしもその水が安全とは限りません。やはり地元の情報を一番知っているのは地元の人。地元のお店やレストランを積極的に利用し、その際に、「この土地が気に入って、この辺りに住みたいと思っているのですが、どうですか?」と素直に聞いてみるといいですね。利害関係のない地元の人の意見はとても貴重ですし、何度も通って顔見知りになれば、その後実際に居を構えたときのお付き合いにもつながります。そして、こうした交流こそが、豊かな暮らしの足掛かりになっていくのですから。新たな生活者と地域社会をつなぎ、コミュニティを創造する「甲斐田舎暮らしネットワーク」。現地見学ツアーのコーディネートをはじめ、田舎暮らしの“水先案内人”として理想の田舎暮らしを構築するお手伝いをしています。http://www.kai-life.net11