甲斐適生活応援隊ガイドブック 山梨Life 04 page 4/24
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Y a m a n a s h iL i f e s t y l e01自宅から1分で広がる大自然。「ここは我が家の庭のようなもの。気軽に日光浴やバーベキューを楽しんでいます」。山村留学で得た、かけがえのない暮らし10年前、それまでのキャ....
Y a m a n a s h iL i f e s t y l e01自宅から1分で広がる大自然。「ここは我が家の庭のようなもの。気軽に日光浴やバーベキューを楽しんでいます」。山村留学で得た、かけがえのない暮らし10年前、それまでのキャリアをリセットし、山村留学一期生として、家族5人で移住した本敏己さん。日本一人口の少ない町「早川町」で手に入れたのは、自分らしい生き方でした。東京で介護支援専門員として働いていた本敏己さん。「若い頃は仕事中心の生活でしたから、朝早く家を出て、深夜に帰宅するという毎日。子どもが小学校に上がっても、学校へ行ったこともなければ、担任の顔も知らないというありさまでしてね。車とアウトドアが趣味だったので、休日にキャンプをするのが唯一家族と過ごす時間でした」。とりわけ介護保険制度が施行された2000年前後は多忙を極め、ストレス過多の状態にも陥ったと言います。「どんなに忙しくて燃え尽きそうになっても、そこは踏みとどまって頑張っていたんですが、介護や福祉の基本であるホスピタリティと、収益性を高めることとの間に生じたひずみはどうにもならなくて。もがいているうちに、心も体も疲れてしまいましてね」。体を壊し、入院した本さん。「病院のベッドの上で、このまでは40歳まで生き2001年~2009年には、四輪駆動を駆使してジャングルに分け入るレース、ボルネオサファリに出場。好成績を収めた。られないだろうと悟りましてね。それで、自分なりに精いっぱい頑張って来たんだから、これからは、自分や家族を中心にした生活を自分達のペースで送って生きていこうと決めました」。本さんの愛車、英国のランドローバー。2