ブックタイトル甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life06 電子版

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甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life06 電子版

74 315都会での飲食業に疲れ甲州街道の宿場町へ。カフェと国際交流の宿を自分らしく6近辺がかつて街道の宿場町として栄えたことにあやかり、カフェだけでなく、宿泊施設としても準備中。宿泊客に作業を援助してもらうことで、会員が無料宿泊できるシステムのホストとして、海外からの観光客も受け入れる。築270年の日本家屋ですごす体験に、人気が集まりそう。21急須と茶碗を描いた看板が甲州街道からの目印。2甲州街道筋の宿場の面影を残す外観。のれんをくぐると土間、その右側が、靴を脱いで上がる席のカフェに。3雑貨や時計はこの空間に映えるものばかり。吉田さんが選んだ。4カフェらしいフレンチ雑貨も、実は古民家には似合う。5テーブル席の隣は畳の和室。小さな子ども連れのお客さまのために、チャイルドチェアやおもちゃを常備して。6果物が豊富な山梨県だからこそ「シロップ漬けも楽しい」。7吹き抜けの脇、2階の席は冬でも意外と暖かく、夏は涼しい風が通り抜けるそう。212 11ニンニクや梅を漬けて瓶に保存し、料理に活用。地球儀は海外から来るお客さまとの会話のきっかけに。2暖炉の上の鍋でコトコト煮た滋味深いスープが評判。新鮮な食材に恵まれていることも山梨で暮らす喜びにつながってネパール人シェフ直伝のカレーを手作りで提供。「季節ごとに収穫される山梨県の地場野菜をふんだんに使っています」。平日の調理やもてなしは吉田さんが担当。ご主人は別の仕事をもち、週末に合流。東京と行ったり来たりの二地域居住をしながら、自分たちらしい暮らしを満喫。1地場野菜は無農薬中心。「カレーの具に10種類近く使います」。柿やブドウなどの果物は、デザートのほかカレーの味つけにも。2地元の人にならって干し柿も作る。3カレー1種類とライス&ナンのセットは1350円。季節によりスープとデザートをサービス。3ばん自分らしく思えます」この環境で働く今の自分が、いち使ったカレーでおもてなしできる光熱費も安い。新鮮な地場野菜をいし、暖房やお風呂は薪だから、「収入は減ったけれど、家賃は安りとお客さまを待つ生活。甲州街道沿いの宿場町で、ゆった今は東京の店を引き払い、このして、開店したんです」士の夫が1年間かけてリフォーム時間がかかりましたが、電気工事にひかれました。片づけや修繕に生してほしい、というメッセージ「長らく空き家状態のこの家を再でこの古民家に出会います。いはじめたころ、インターネット山梨県にカフェをもちたいと思心の底からほっとできました」早いのに、緑が豊富で山も見えて。ほど。渋滞のなか都心に出るよりたりなら、自宅から車で1時間半の風景に慰められ、「勝沼や甲府あト先で出会う自然。特に、山梨県い日々。癒やしといえば、イベン夫婦で休みなく働き、娯楽もな忙しすぎる毎日でした」デリバリーやイベント出店にと、うために、店の営業はもちろん、ん。「シェフの給料と家賃をまかなルカレーの店を営んでいた吉田さ3年前まで、東京郊外でネパー大黒屋・サンガムcafe山梨県甲州市大和町日影49?0553-48-2555営10:00~20:00木曜休http://daikokuya-sangam.on.omisenomikata.jp/主婦と生活社「私のカントリー」NO.88、NO.90より転載7