ブックタイトル甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life 09
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甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life 09
大学を卒業後、東京で働いていた群馬県出身の梅澤寛人さん。「学生時代から親交のあったミュージシャンが即興で歌を作ってくれたんです。そのなかにあった、『人との出会いを繋いでいくこと、人生まだまだ長い?』という歌詞が心に響いて、『自分も何か動き出さないと』と思ったことが始まりでした」。その友人から、山梨県の地域おこし協力隊が開催したイベントにゲスト出演した際の話を聞き、山梨に興味を持った梅澤さん。まずは情報が欲しいと、東京有楽町にある『やまなし暮らし支援センター』を訪ねたと言います。「偶然にもその日が身延町の出張相談会の日で、役場の担当の方が地域おこし協力隊の募集のために来ていたんです。その方が、『今度、ここにいるみんなで身延の毛無山に登るんだけれど、一緒にどう?』と誘ってくれて、初めて身延町を訪れることになったんです」。その後、2泊3日で身延町を訪ねた梅澤さん。あいにくの天気のなか、予定通り登山をし、町内を案内してもらったと言います。「生まれて初めての登山で疲れ切って、ほとんど記憶はありません。ただ、当時僕は営業職に就いていたので、無理にでも相手とコミュニケーションを取る日々を過ごしていたのですが、この町の人たちといるとそのストレスが一切なく、自然体でいられた。それがとても心地よかったんです」。これが決め手となって、役場の方々との出会いからわずか4か月で地域おこし協力隊として、身延町に移住してきました。特産品あけぼの大豆を使ってまちおこしのため「地域おこし協力隊第一号」として、身延町へ移住自分に何ができるか、何をすることが町のためになるのか、ずっとここに住んでいる人たちの目線で考え、これからもこの町で生きていきたい。梅澤寛人さん(25歳)移住者移住INTERVIEWYAMANASHI03けなしやま身延町MINOBU CHO6