ブックタイトル甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life 09
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甲斐適生活応援ガイドブック 山梨Life 09
身延町の空き家バンクで見つけた現在の住まい。結婚準備のため、町の団地から昨年引っ越しをした。あけぼの大豆を焙煎し、粉にした“ソイコティー”は、大豆本来の甘さと芳ばしさが特徴。体にも優しい飲み物として、マルシェやイベントで販売したり、希望者に直接お届けしたりしている。10月、収穫前のあけぼの大豆の畑2017年に竣工した「身延町あけぼの大豆拠点施設」は、梅澤さんの職場のひとつ。あけぼの大豆の選別を手伝ったり、ソイコティーを作ったりすることも多い。最初は「何かを成し遂げたい」との思いが強く、200%の勢いでここへ来ましたけど、今は、ここで生きていくという事を大事にしたいと思っています。あけぼの大豆にしても、町を挙げて盛り上げて行こうというなかで、自分に何ができるのか、何をすることが町のためになるのか、ゆっくり考え、こういうやり方もあると言うようなことも含めて発信していけたらと思っています。12月、町が借りているほ場で脱粒作業。「身延の人は、こちらが何かアクションを起こせば、それ以上に返ってくるという感じ」。その距離感が心地よく、なんとなく、「俺、ここにいてもいいんだな」と感じるのだと梅澤さん。地域の人からは、「よくこんなところへ来たよね。何もないじゃんね」などと言われることが多いが、本人は『こんないいところは他にない』と思っていると笑う。身延町の未来を考える集い「みのべーしょん288」で出会った町内の女性と婚約中。普通の大豆の約2倍の大きさのあけぼの大豆。身延町の特産品として町を挙げて推進している。きます。澤さん。挑戦は、これからも続たいと考えています」と話す梅を重ね試しながら続けていき飲み方、販売方法など、検討乗り出すのではなく、品質やにしても、勢いで大量生産にし、今進めているソイコティーと一緒になってやっていきたい走らず、役場や地域の人たちなので、自分の考えだけで突っ大豆を知ってもらおうとイベちがどうしたいかということし、より多くの人にあけぼのなのは、ここに住んでいる人たまでの一連の流れを一通り経験で終わってしまうんです。大切あけぼの大豆の栽培から販売言い続けてもそれは自己満足ちおこし』をテーマに、特産のから見える景色だけを良いと半。『あけぼの大豆を使ってまにとっては日常なわけで、自分澤さん。身延町へ来て約1年も、ずっとここに住んでいる人す」と、笑顔で教えてくれた梅にとっては非日常な体験でが、十分暮らしていけていま「最近気づいたのですが、自分た頃より収入は減りました発と販売に取り組んでいます。い、僕の場合、東京で働いていた飲み物「ソイコティー」の開います。待遇は地域によって違ぼの大豆のはねだし品を使っ住するという仕組みになって動してきました。現在は、あけに取り組み、その後地域に定に参加するなど、積極的に活長3年間、地域活性化の活動まり「みのべーしょん288」部などから地方へ移住し、最延町の未来を考える有志の集「地域おこし協力隊は、都市ントを企画・開催する一方、身今日も、地域おこしへの挑戦は続く適度な距離感に、居心地の良さを感じながら、おおらかで温かい人柄の身延の人たち。身延町地域おこし協力隊ソイコティーのお問合わせは→身延町役場産業課0556-42-4805/地域おこし協力隊soydecafe.2017@gmail.com